みそら野管理事務所

別荘地案内図

別荘地案内図

特徴

最 寄 駅
JR大糸線白馬駅
スキー場
白馬47スキー場・白馬八方尾根スキー場
基本面積
130坪前後~500坪
建 蔽 率
自主規制で20%
容 積 率
自主規制で40%
除  雪
みそら野管理事務所
価 格 帯
2~5万円/坪
環境など
白馬の代表的な別荘地で、森が深くペンションも多数あり、適度な賑わいと落ち着いた雰囲気が両立する別荘地です。
昭和40年~50年に約30万坪もの広さを3次に分けて開発し、約1,300区画のみそら野別荘地が誕生しました。開発当時は別荘地としてのみ販売しましたが、長い年月の間にはペンションブーム、バブル、Iターン・Uターンの方たちの住宅の建築などにより、各エリアによって特色がうまれました。最近では、外国の方による貸別荘も増えてきました。
みそら野別荘地の入り口となっているみそら野交差点から最西端までは約3キロもあり、矢崎筋の通りより西側は別荘専用エリアとなっています。
木立の中の区画が多いため、別荘地内からのアルプスの眺望は木立の伐採等が必要となることがあります。
みそら野大通りと国道148号線の交差点に管理事務所があり、除雪や別荘の管理は勿論のこと、別荘への郵便物等の一時預かりや清掃業者等の手配なども対応しております。

みそら野別荘地遵守事項(自主規制)について

みそら野別荘地では、良好な環境保持の為に自主規制を設けてあります。
この自主規制を、開発当初からオーナーの皆様が守って頂けたことにより、現在の環境があるのだということをご理解頂く為に、下記に自主規制と理由をご紹介いたします。

イ、建築を計画しまたは施行しようとするときは、指導・指示による変更が可能な段階で、計画を記入した図面を本人または代理人が管理事務所に提出すること。
<解説>管理事務所が建築計画を見せて頂き、規制に則しているかを確認させて頂きます。即していない場合には、改善出来る段階で指導させて頂くと共に、地元で長年暮らしている人間としてのアドバイスもさせて頂きたいと考えているからです。

ロ、みそら野別荘地自主規制として建蔽率20%、容積率40%
<解説>自然豊かな環境となるよう緑地部分を確保するとともに、多雪地域である白馬では、ゆとりのあるスペースがなければ、弊害が生じる為です。別荘地の区画は基本は120坪程度の敷地です。上記の規制でも総2階で48坪の別荘が建築出来ますので、決して厳しい規制ではないとご理解頂けると思います。

ハ、建築物は各隣地境界線より3m以上離して建築すること。また、屋根雪が隣地及び道路に落下するおそれがある場合には、十分な後退距離の確保または屋根形状の変更、雪止め設置等により隣地及び道路への落下防止を行うこと。
<解説>多雪地域として最低限必要な内容です。これを守らずに建築し、隣地建物や自動車への落雪による被害が発生すれば、弁償等ご自分にもマイナスが生じます。

ニ、建築物の最高の高さは、前面道路を基準とし8m以下にすること。(敷地面積が500平方メートル以上は13m以下)
<解説>この規制も決して厳しい高さではありません。2階建ての建物でしたら、充分にクリアーできる高さです。

ホ、各道路より主幹線は10m以上、その他の道路は5m以上離して建築すること。また、冬期間の道路除雪等を考慮し、敷地内に十分な駐車スペースを持つこと。
<解説>多雪地域の白馬で冬期の除雪は不可欠です。ご自分が快適に冬期別荘を利用する為にも、ご自分の建物を守る為にも必要な内容です。

ヘ、建築物の色彩等を含め、環境基本条例・景観条例・自然保護条例等、当該規制に則るものであること。
<解説>これは自主規制以前に行政にて設けている規制であり、当然守るべき内容です。

ト、敷地内の樹木を大切に保護し、特にオオヤマザクラ・コブシの伐採は極力避けること。但し、越境により隣地建築物等に被害をあたえることが予想される枝等は随時処分すること。
<解説>自然豊かな白馬で別荘を建築する上では、当然の約束事です。

チ、各境界線及び道路際に塀及び石積み又は有刺鉄線等を設置しないこと。
<解説>ご自分の快適な利用の為の前面道路の除雪を円滑に出来るようにする為です。

リ、著しく別荘地にふさわしくない看板、目標物を掲示しないこと。
<解説>これも別荘地の景観を守る為の必要な規制です。

ヌ、申請者は、届け出の図面及び書面と異なる建築及び虚偽の申請をしないこと。

ル、上記にない事項で必要となる事項が生じた時は、その指示及び指導を遵守すること。

※ヌ・ルについては当然のことと、解説は割愛いたします。

以上が自主規制となります。お読み頂いて如何でしたか?決して守るのが難しい内容ではなく、多雪地域の別荘地として必要な規制とご理解頂けたと思います。

非常に残念なことに、近年、この当然とも言える規制をお守り頂けない方が一部いらっしゃいます。皆様が自主規制を守ってくださることにより、誰しもが素晴らしいと思える別荘地を保持出来、さらにはご自分の別荘地の資産価値も下げずにいられるのだということをご理解頂ければ幸いです。

条例等

建ぺい率、容積率、道路・隣地後退、高さ制限、用途制限など条例を確認しましょう。地域によって、道路から○m、隣地から○mと後退距離が定められており、土地の形状によって建物が建てられない!?なんてことにもなりかねません。
 白馬村は自然豊かなリゾート地です。その為、自然や景観を守るため条例での制限も多々あります。
 私道の管理や除雪等、別荘地以外ではクリアするのが難しい問題があるケースが多いため、弊社では安全性・確実性・利便性等により、別荘開発地をお勧めしております。

みそら野別荘地関係者の方々へのお願い

みそら野別荘地において建築される方、並びに関係者の方々へのお願い

(環境保全のための緑保全へのご協力)

みそら野別荘地にご厚情賜り心より感謝申し上げます。
新たにご建築をお考えの方、すでに最近建築されている方、建設業者、並びに不動産業者の皆様に御願いがございます。

最近、新築に際し、敷地内の樹木をほとんど伐採してしまうという事例が増えています。
その全伐ぶりに、あちこちから嘆きの声が上がっています。緑豊かな環境、樹木があるがゆえに涼しい風が亘ってくるみそら野別荘地、樹木が緩衝となるお隣との緩やかな距離感。このようなものが一気に失われてしまうことに対して、大変残念な思いを持たれる方も多く、また、管理事務所の責任においても樹木を残し、緑豊かな環境を保全するよう努力してほしいとの厳しいご指摘も多々あります。
大きくなりすぎたアカマツや唐松は、積雪や風にも弱く、建築の際に伐採することをお勧めしています。翻って、自主規制にもありますように、オオヤマザクラは残す。広葉樹は極力残す。そして、赤松等が多いため一旦、敷地内のほとんどの樹木を伐採しなければならない場合は、建築後にお好みの樹木を植栽、または庭造りをして、新たな形で緑豊かな別荘地らしい風情を整えていく、ぜひこのようにお願いいたします。
皆様の大切な財産であるみそら野別荘地が、形を変えつつも、豊かな自然のなかで穏やかな時を過ごせる場所でありつづけられるよう、その価値が落ちてしまわぬよう、皆様のご理解とご協力を重ねてお願いいたします。
建築業者さんには特に、建築計画の際に、新たな樹木の植栽や庭造りまで含めたご計画の提案をお願いいたします。数年を掛けて、新オーナーのご趣味に合った素敵な庭造りをされているところもありますので、ぜひご参考になさってください。

皆様のみそら野別荘地が、何時までも、誰にとっても、緑豊かな落ち着きのある素晴らしい環境であるよう、よろしくお願いいたします。

弊社では、植栽や庭造りに関するアドバイスや専門家のご紹介を行うこともできますので、お気軽にご相談ください。

平成30年吉日

白馬総合開発株式会社 みそら野管理事務所 所長 菅野 有子